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2008年1月 4日 (金)

Rosa M. 2007

Rosa M. Zachrisson BU. Integrating Space Closure and Esthetic Dentistry in Patients With Missing Maxillary Lateral Incisors: Further Improvements. J Clin Orthod 2007;41(9):563-573

上顎側切歯欠損患者におけるスペースクローズと審美歯科との統合:更なる改良

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マルコ=ローサ先生は2003年9月の日本非抜歯矯正研究会で特別講演をいただいた先生.当時もこのネタを発表されていて,その臨床レベルの高さに舌を巻いたものですが,今回の論文は,インターディシプリナリーカンファレンスでも感動したザクリソン先生との共作です.側切歯欠損はしばしばみられる先天欠如ですが,もし抜歯をしてスペースクローズをするか,スペースを空けてインプランとにするか迷ったら,できればスペースを閉じて犬歯を側切歯の替わりに使った方が,特に成長期のような場合は予後がよいと思います.その時に審美的に満足の行く仕上げをするためにどうするか,という論文です.
具体的には,

マージンラインを基準に前歯群を配列すること
犬歯を挺出させる->切縁をトリミングして形態修正->側切歯と同じようにルートリンガルトルクを入れる
小臼歯を圧下する->マージンラインを側切歯(この場合犬歯)よりも高くする->硬質レジンなどで歯冠形成

ということですが,今回は硬質レジンではやはり長期的にはメンテナンスが必要となってくるのでポーセレンラミネートベニヤの方が良いことや犬歯の幅径が側切歯としてはどうしても大きくなりがちなので,中切歯の長さと幅を少し大きめにしたベニヤをした方が良いこと,犬歯の色調がやや暗いので犬歯だけホワイトニングをすることなどが述べられています.

症例写真が掲載されていますがとにかく症例がきれい!

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