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January 19, 2009

『NHKスペシャル 女と男 最新科学が読み解く性 (3)男が消える?人類も消える?』をみて感じたこと(2回目)

前稿より続く

男と女がお互いを尊重することで,社会が発達し文明が作られてきた。そのために人類は,精子の競争力低下といういわば『副作用』を享受する様になった。

番組では生殖技術の発達により,いわゆる『結婚』をしなくても子孫を残していける社会が描かれている。

その実例として,精子バンクから、好みの男性の精子を買って一人で妊娠出産する女性の話や,同性愛同士の男女のカップル(つまりゲイのカップルとレズビアンのカップル4人)がゲイ男性の精子をレズビアン女性の卵子と受精させて,2人の娘をもうけた『父2人・母2人・子2人の6人家族』の例を紹介している.

こうしたことは技術的にはもちろん可能なのであろう。しかし,『男女がお互いの相手を尊重し,他のカップルのことも尊重する』ことで社会が発達してきたということを認めるならば,テクノロジーのこうした応用は行き過ぎのような気がする。WALL-Eで描かれた,コミュニケーションの極めて乏しい700年後の人間社会に通ずるものがある。

不正咬合についても歯を本来のポジションに戻すという矯正治療によらず,抜歯したり削ったりしていわゆる差し歯でまっすぐなものを入れるという治療をする方法がある。特に芸能人で八重歯だったのに2−3ヶ月で真っ白な並びの歯になっていたりするのは大概がそうした治療だが,これはやはり行き過ぎだ。アンチエイジングでも何でもなく,ドーピングに近い。

矯正治療は本来の歯のポジションに戻してやることでその人本来の美しさと機能を発揮させるための治療である。矯正治療が人類の未来を救う,とまで大げさなことを言うつもりはないが,その患者さんの未来を変えるくらいのインパクトは確実にあると思うのである。

この稿終わり

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Tracked on January 19, 2009 at 06:23 PM

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